福岡城について

史跡から見る福岡城

建造物はあまり残っていませんが、石垣や縄張りがほぼ当時のままの姿をとどめているため、
国の史跡として指定されています。現存する多聞櫓等の建造物も見ごたえ十分です。
城内を散策しながら歴史の重みを感じてみませんか?

人物から見る福岡城

福岡城の礎(いしずえ)となった人物たちをご紹介します。

画像はいずれも福岡市博物館所蔵

家紋「藤巴(ふじどもえ)」

1576年(天正4年)、官兵衛は織田信長にそむいた有岡城(伊丹城)主・荒木村重を説得するため伊丹に赴くが、そこで囚われの身となり、陽もささない洞穴のような土牢に入れられ、一年以上幽閉された。

心身ともに疲れ果てた如水の心を慰め励ましたのが、土牢から見える藤の花だった。生きる力を与えてくれた藤の花を徳として、以後、自らの紋として用いるようになったと言い伝えられている。

セントラルパーク構想

舞鶴公園と大濠公園との一体的な活用を図り、県民・市民の憩いの場、そして歴史・芸術文化・観光の発信拠点とする構想があります。

福岡城跡・鴻臚館跡もその構想に含まれており、福岡の未来を担う場として再注目されています。

舞鶴公園「緑と歴史」と、大濠公園「大水面・緑と芸術文化」を一体活用する図