天守台とは、天守閣をのせるための基礎となる石垣のことです。福岡城には大・中・小と3つの天守台があります。
1646年(正保3年)に描かれた福岡城の絵図「福博惣絵図」には天守閣はなく、官兵衛・長政親子は幕府に遠慮して天守閣を建てなかったと考えられていました。
しかし、近年になり福岡城の天守については、令和6年(2024年)12月に「天守を建てた」と記述されている新史料が発見されています。令和7年度から天守台周辺の発掘調査等が始まります。天守台は現在、展望台になっており、福岡の街や博多湾が一望できます。