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福岡城から感嘆の声をお届け

福岡城の日々 2023年11月05日(日)
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先日、地元放送局のテレビ番組で博多華丸・大吉、平成ノブシコブシのご一行様が当館に足を運んでくださいました。

当館の展示室では、福岡城の大型模型を床の真中に据え、これと連続させて古地図を貼っているのですが、皆さん「床すげぇ!」と言われながら展示室に入られました。そして古地図が江戸時代後期のものとの説明に「へぇ~」とのお声が。

 

その後も模型や在りし日の福岡城をCGで再現したビデオを見ながら何度も「へぇ~」と口にされていました。

その中でもの最大の「へぇ~」は床の古地図に因幡丁(いなばちょう)の文字を発見されたときでした。

市内に「いなば」と冠したうどん屋さんがあることから、「福岡のとあるうどん屋さんの発祥の地では?」と盛り上がっていらっしゃいました。

その後もビデオの上之橋御門の「虎口構え(こぐちがまえ)」に気付かれたゲストの吉村さんが、椅子から立ち上がり、敵の侵入を阻む仕掛けを説明しようと思わずタッチパネルに触れられたことからビデオがスットプ。「続きが気になる方は是非見に来られてください。」と話されながら当館を後にされ、東御門から、本丸、天守台へと進んで行かれ、福岡城の広さを実感されたご様子でした。

さて、今回は当館ではなく城内に目を当て、皆様に「へぇ~」と思っていただけるような話題を2つお届けします。

まずは天守台から見上げた世界水泳大会の開幕を祝うブルーインパルス!

ではなく、福岡城内のこちらのブルーインパルス!

実は石の上に置いているのではなく、マグネットで多聞櫓の石垣にくっついているんです!

福岡城の石垣の総延長は3kmを超え、石材は礫岩(れきがん)や玄武岩(げんぶがん)、花崗岩(かこうがん)が使われています。鉄分を多く含む玄武岩は黒色または黒緑色、風化を受けると赤褐色になるとの情報をもとに城内でマグネットが付く場所を探したところ、多聞櫓との2ショットを撮ることができました!

そして、もう一つの「へぇ~」はこちらの植物。

以前当館のブログ「福岡城の日々」で紹介したことがある「ツクシオオガヤツリ」です。案内板にも書いてありますが、福岡城のお堀で発見されたので「ツクシ」の名がつけられました。

そして、この「ツクシ」の名付け親がNHK連続テレビ小説「らんまん」のモデル、牧野富太郎さんだったと知り、思わず「へぇ~」。明治39年に牧野冨太郎氏が来福して指導した植物夏期講習会でのことでした。

ただ、看板をよく見てみると学名には”Makino”ではなく”ohwii”の文字が……

福岡市の文化財の記事によりますと、昭和6年に植物学者の大井治三郎氏が当時のカヤツリグサ属の権威であったドイツのキューケンタール氏に送付した標本が新種と鑑定されたので大井氏の名をつけた新しい学名が与えられたそうです。

散策するのに気持ちいい季節になってきました。新たな「へぇ~」を探しに福岡城に来られませんか?

スタッフ一同お待ちしております。