このほど開館10周年を迎えた福岡城むかし探訪館。館内の床一面に広がる古地図や、これと連なる再現模型、及びCGビデオなどを通してさまざまな角度から福岡城をご案内するとともに、当館のブログやインスタグラム等でエリアの魅力もお伝えしてきました。
おかげさまで、この10年間に約33万人の方にご来館いただきました。
お城好きのお客様、日本100名城のスタンプがお目当ての方、当館にある「へし切長谷部」のレプリカとの記念撮影が目的の刀剣女子、修学旅行の学生さん、ふらりと立ち寄られた方など、そして先日は「総合的な学習」の一環で福岡市内の小学校6年生がご来館されました。
「皆さんの小学校は模型のどの辺りにあると思いますか?」とのスタッフの質問に、皆さんで探されていました。
その後、多聞櫓に移動し、同櫓は江戸時代から城内で現在地に残る唯一の櫓で、総延長72m、両端に二層の隅櫓を持ち、内部は16の小部屋に分かれていることなどの説明に、興味深く耳を傾けられていました。
このように当館には観光目的のお客様だけではなく、社会科見学の生徒さんにも足を運んでいただいております。
そして、最近はまた別の目的でお越しくださるお客様も増えてきました。
昨年11月からスタートした「福岡城謎解きタイムトラベル!」に挑戦される方々です。
謎解きをしながら福岡城の歴史が学べるうえに、ゴールをしたら福岡城に関連したトレジャーカードがもらえるというこのゲーム。
小学生の子供さんと親子で参加される方、謎解きが好きな若いカップルや、年配のご夫婦等幅広い年齢層の方々に楽しんでいただいております。また、福岡県や九州在住の方のみならず、関西、関東、遠くは北海道から参戦してくださる方も!
皆さまも是非ご参加ください。そして、ゲームを通して福岡城を楽しみ、親しんでください。
また、当館では少しでも早く来館者数34万人目をお迎えしたいと願っています。
それまで、いえ、それ以降も、皆様に楽しんでいただけるように情報を発信するとともに、スタッフ一同、皆様のご来館を心よりお待ちしています。