日中は汗ばむ気温の日も多くなり、半袖姿の方も目立ち始めました。城内は、緑色が濃くなり夏の花々が顔を見せ始めています。梅雨入り前に、初夏の城内散策を楽しみませんか。
初夏を代表する花といえば、紫陽花。下之橋御門、牡丹芍薬園、6号堀などで咲き始めています。
多聞櫓の真下に位置する菖蒲園。昨年整備され、遊歩道が歩きやすくなりました。紫と白のコントラストが美しい菖蒲は今が見頃です。
下之橋御門の北側では、黄色い睡蓮、それらの水面に浮かぶ葉の間を歩くアオサギ。また、6号堀ではピンクの睡蓮も楽しむことができます。
現在、城内では「祈念櫓」や「潮見櫓」など、各所の修復・復元作業も着々と進んでいます。
「祈念櫓」の石垣修復工事は、全体の三分の一ほどが解体されているようです。進捗状況が現場のボードで確認できますよ。
また、福岡市の文化財部のFacebookでは、石垣保存修復工事の動画を見ることができますので、
ぜひチェックしてみてください。
https://www.facebook.com/福岡市の文化財-529576117094595/
三の丸広場北西の「潮見櫓」復元予定地でも、5月から石垣の修復工事が始まっています。地下鉄大濠公園駅近くの明治通り沿いから、工事の様子を見ることができます。
福岡城むかし探訪館、鴻臚館跡展示館へもぜひ足をお運びください。
スタッフ一同、お待ちしております。