前々回(8/12)の当館のブログはご覧になられましたでしょうか?
これから、探訪館と三の丸スクエアのホームページで、
『ツアーの見どころ』を5回にわたってご紹介していきます。
ぜひ、ご覧ください。
今回は、最初に訪れる東御門跡についてです。
ツアーは「福岡城むかし探訪館」を出発します。
当館前にそびえ立つ「東御門跡」は、現在、石垣のみですが、
当時は石垣と石垣の間に「三の丸」と「二の丸」をつなぐ門があり、
この門の左手石垣上には炭櫓(高矢倉)が、右手石垣上には革櫓が
設けられていました。
炭櫓(高矢倉) 革櫓
[炭をしまう櫓] [革をしまう櫓]
(櫓:城郭内に防御や物見のために建てられた建造物で、武器庫でもありました。)
ツアーでは、タブレットをかざせば、
江戸時代の福岡城の姿が上記のようにその場その場でCGで現れ、
過去と現在を同時に見て、タイムスリップを楽しむことができます。
革櫓下の石垣には他の石よりひときわ大きな石「鏡石」2つがはめこまれており、
権力を示すためのものだったと言われています。
鏡石は他の石垣の中でも見られます。
右側の鏡石の下の方には、次のような「十字」が刻まれている石もあります。
ぜひ探してみてください。
東御門より、二の丸、本丸、天守台へと城内を登っていくメインルートが
続いており、当時、二の丸と本丸の間に表御門がありました。
現在、表御門は城内にはありません。
さて、今、どこに移築されているのでしょうか?
答えは、後日、三の丸スクエアのブログにて。