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多聞櫓 春の特別公開

福岡城の日々 2024年05月10日(金)
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新緑の季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

福岡城内は新緑がまぶしく、石垣とのコントラストも素敵な時期になってきました。

 

さて、多聞櫓の春の特別公開が4/27(金)-29(月・祝)、5/3(金・祝)-5/6(月・祝)の7日間に渡り開催され、たくさんのお客様にお越しいただきました。期間中お越しくださった皆様、ボランティアガイドの皆様、どうもありがとうございました。

そもそも多聞櫓とは、どのような櫓なのでしょうか?

『多聞櫓』とは、

南丸(二の丸南郭)にある国指定重要文化財、江戸時代から現在位置を保っている唯一の櫓です。二層の隅櫓とそれに連なる54mの長さをもつ平櫓からなります。高く積み上げられた石垣を土台に築かれ、「石落」や「鉄砲狭間」が備えられていることから、いざというときの防御の役割を兼ねた櫓と考えられています。

また、現在の多聞櫓は建て替えを行いながら現在に伝えられており、平櫓は1853年(嘉永6年)から翌年にかけて建て替えられたものです。

なお、平櫓の内部は、一般に突き抜けの状態となっていることが多いのですが、本櫓では、16の小部屋に別れています。

 

普段は非公開の多聞櫓ですが、今年度は秋にも特別公開の予定になっております。決まり次第、こちらのホームページや公式Instagram等でご案内いたします。

 

新緑の季節、気候もおだやかで様々な花も咲きとても気持ちの良い城内です。ぜひ、この機会に 福岡城むかし探訪館・鴻臚館跡展示館・三の丸スクエアへもお越しください。