31勝236敗55引き分け。
何の話かと言うと・・・
こちら。
福岡城の御城印。
この御城印販売枚数における、長政vs.官兵衛の長政の日々の戦歴です(令和3年7月~令和4年7月末で、多く売れた方が勝利日)。
発売当初は長政バージョンのみでしたが、それまでの期間限定販売だった官兵衛バージョンも通年発売となって以来・・・父、強し。
長政も奮闘?しているものの、息子が父を上回る日はあまりない (T_T)
関ケ原の戦いで大活躍し、徳川家康率いる東軍を勝利に導いた立役者である長政。
その後、福岡城の初代城主となり、現在の福岡があるのは長政のおかげといっても過言ではない!?くらいの偉大な人物なのに、大河ドラマで主役を張って知名度が格段に高まったか、父には勝てていない_| ̄|○
なかなか父を超えられない息子が不憫で、2種類の御城印を前に悩まれるお客様に「長政がんばれ~」と心の中で声援を送ってみるも、「やっぱり官兵衛」と言われるとちょっぴり切ない(息子を思う母のような心境?)。
そんな中、嬉しいのは「どっちもください!」と2種類とも購入してくださるお客様。
ありがとうございます!!
親としては、子供には自分の背中を超えていってほしいものでしょうが、さてさて官兵衛は、この御城印親子対決をどう思うのか。
自分を超えて欲しいのか、それとも可愛い息子といえども人気の面では譲れないのか。
官兵衛は晩年、家臣を次々と呼びつけては当たり散らしたという逸話があります。
実はこれ、自分が疎まれれば、家臣たちは早く長政の代になって欲しいと思うだろうという官兵衛の策略だったそうです。
跡を継ぐ長政と家臣に対するこの配慮。さすが人心掌握術にも長けた天才軍師。
このエピソードからすると、官兵衛は自分の人気なんかには頓着しなさそうではあります。
長政にしても、「福岡城跡が盛り上がってくれればそれでよし!」と言いそうな気がしますね。
御城印のデザインはどちらもカッコいいので、ご予算が許せばどうぞ2枚ともご購入ください!
※御城印は「福岡城むかし探訪館」及び三の丸スクエア内「舞遊の館」で販売しています。ご登城記念としての販売のため、郵送には対応しておりませんのでご了承ください。
※肖像画像は福岡城むかし探訪館パネルより