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「散り椿」 タブレットツアーで映画監督⁈

福岡城の日々 2018年10月17日(水)
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「映画『散り椿』を見て、帰途に就こうと博多駅まで行ったものの、どうしても福岡城の石垣が見たくなりました。主演の岡田准一君が軍師官兵衛つながりで福岡城へ導いてくれたような気がします。」と、言われた男性のお客様がいらっしゃいました。

 

涙がでて胸がいっぱいになったと話されるのを聞き、私も「散り椿」が見たくなり、映画館に行ってきました。

 

素敵な作品でした。ストーリーにも胸をうたれましたが、それ以上に映像が素晴らしかったです。どの場面でカットしても絵になる、本当に綺麗な映画でした。

 

お城の御門や石垣でのシーンもありました。彦根城で撮影されたそうですが、ついつい福岡城と比べてしまいました。

 

若殿が江戸から帰ってくるシーンは福岡城だったら上之橋御門辺りかな、とか 待ち伏せされるシーンだったら、福岡城のどの石垣付近がいいかなとか、このお屋敷があるとしたら三の丸あたりかな、等々 想像をめぐらせました。

 

現在、福岡城内には櫓が3つ、御門が1つしか残っていないのに、どうして私が城内の様子を思い浮かべることができるのかというと、それは、タブレットツアーがあるからなんです!

石垣しかないところにタブレットをかざすと、まるでそこにあるかのように櫓や御門の映像がこんな感じで出てきます。

 

      

 

そこに、ガイドさんの説明が加わります。

ある秋晴れの気持ちのいい日曜日、ツアーに同行させていただきましたので、少し紹介しますと、まずガイドさんがタブレットの使い方、城内を歩く際の注意点を説明され、いざ出発。

 

      

 

右上は扇坂御門での様子です。タブレットやガイドさんの話から昔は扇型の石段だったことがわかりました。さらにガイドさんが昔の石段の方が段差(高低差)があったことや、なぜこのような形の門だったのか教えてくださいました。

 

祈念櫓の前では この櫓に関するエピソードのほかにも、福岡城のお堀についても話してくださいました。

 

      

 

右上は本丸での様子。本丸についての説明のほかにも石垣や本丸にあった池にまつわる怖い(?)話も聞くことができました。

 

このほかにもお城にまつわる色々な話を分かりやすく、また、面白く説明してくださるので、時間がたつのを忘れてしまうほどでした。

 

お城を散策するのに良い季節になって来ました。興味がおありでしたら是非お問合せくださいませ。

希望日の1週間前から4名様より受付けております。

 

城内を歩きながら、タブレットの映像とガイドさんの話を参考にして、福岡城を背景にしたオリジナル映画のストーリーを考えてみてはいかがでしょう!