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時代が重なり合う鴻臚館があった場所

福岡城の日々 2018年08月31日(金)
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舞鶴公園は、福岡城跡と鴻臚館跡が存在する全国的にも珍しい二重史跡です。

鴻臚館跡展示館の中には、発掘した遺構がそのまま展示されています。

鴻臚館の遺構ということで古代のものだけと思いきや、江戸時代の井戸の跡も!

1,000年近くの時を経た痕跡が同じ場所に同居しているとても不思議な遺構ですね。

 

鴻臚館の場所は福岡城内の「三の丸」にあたり、家老屋敷などが建てられていたところで、昭和に入り平和台球場として賑わっていました。

そして現在は、鴻臚館広場として多くのイベントが行われています。

多くの時代でさまざまな歴史を刻み、またこれからもまだまだ活躍する場所となるのかもしれません。

 

下の写真は、暑いさなかでの遺構の大掃除の様子です。

遺構の上に発生した苔を刷毛などで丁寧に取り除いている様は、まるで発掘現場のようでした。

遺構の土の色が少し明るくなりました。

 

8月23日には、「鴻臚館跡展示館」で子供さん達の藍染め体験が行われました。

『絞り染め』での綺麗な藍の色のハンカチが涼しげに風になびいていました。

『叩き染め』は、藍の葉っぱを自分で摘んで、ハンカチ上に置いて上からトントントン!と叩いて色を付けていましたよ。

 

今後も、福岡城跡・鴻臚館跡では様ざまなイベントを開催予定ですので、是非皆さんも足をお運びください♪