4月20日(月)~26日(日)、舞鶴公園藤園にて、福岡城藤棚休憩所が開催されました。
週末には、お城めぐりや春の植物ガイド等に加え、ほうじ茶かふぇも行われ、
来園された方々は木漏れ日の下で藤を見ながらほっと一息されていました。
下ノ橋御門前のツツジも綺麗でした。
福岡城を築城した黒田家の紋は、藤巴(ふじどもえ)です。
1576年、黒田官兵衛は、織田信長にそむいた荒木村重を説得するため、伊丹城へ赴きますが、囚われの身となり一年以上幽閉されます。その時、官兵衛の心を慰め励まし、生きる力を与えてくれたのが、土牢から見える藤の花でした。
以後、自らの紋として用いられるようになったと言われています。