1576年(天正4年)、如水は、織田信長にそむいた伊丹城主荒木村重を説得するため伊丹に赴きますが、囚われの身となり、陽もささない洞穴のような土牢に入れられ、一年以上幽閉されました。心身共に疲れ果てた如水の心を慰め励ましたのが土牢から見える藤の花でした。生きる力を与えてくれた藤の花を徳として、以後、自らの紋として用いるようになったといわれています。