家の立地場所決めや部屋のレイアウトを行う際、「風水」は気になりますか?
戦国時代において、多くの大名たちが城を建てる際には「鬼門(きもん)」をかなり意識していたようです。
“災い=鬼”が入って来ると言われていた「鬼門(きもん)」の方角である北東には、多くの城が「鬼門除け(きもんよけ)」を施していました。

「鬼門除け」には寺や神社を建てる他にも、開かずの門を作る、塀や堀を凹ませるなど様ざまな形態があったようです。

 

ここ福岡城においては、「祈念櫓(きねんやぐら)」と「水鏡天満宮(すいきょうてんまんぐう)」(2019.9.29当館ブログ「古地図から見る福岡城」をご参照ください)の2つの建物が「鬼門除け」として、城および城下町を守っていました。

 

福岡城内本丸の北東隅に立つ「祈念櫓」

 

 

さて、福岡城の祈念櫓のあるべき場所ですが、現在はこうなっています。

 

 

石垣の保存補修工事に伴い、祈念櫓の建物は解体されており、残念ながら見ていただくことはできません。
建物がないのは寂しい限りですが、三の丸のラグビー場から祈念櫓の石垣はよく見えるので、工事の過程を見ていただくことはできます。

 

 

石垣の石一つひとつが貴重な歴史の資料であり、確認しながら工事を進めていくのは大変な作業だと思われます。

石垣の保存補修工事は令和4年3月31日までの予定となっていますので、興味のある方は足を運んでみてください。

 

また、城内では梅に続き、早咲きの桜も咲いています。

 

 

散策が楽しい季節がやってきました。春めく城内にお越しの際は、福岡城むかし探訪館へもぜひお立ち寄りください。スタッフ一同、お待ちしております。